「日々是好日」　－高橋春雄・私の履歴書

私の履歴書37　　　本づくり３（身内関係）

「米寿」（母の米寿記念誌）　Ｂ５版　183頁　昭和63年10月

昭和63年、母が米寿の年を迎えた。私も第二の職場も定年となり暇もでき、ワープロも馴れてきたので、これを使って記念誌を作ろうと思い立った。一族30 数名にお願いして、母の思い出を書いていただくとともに、毛筆での揮毫もお願いした。いただいた原稿をワープロで浄書し、写真もおよそ170枚を66頁に割り付け、印刷と製本は東洋プリントの那須さんにお願いした。親戚の皆さんに差し上げ、母からも大変喜んでいただいた。母は平成３年６月亡くなった。

「桜井彦七遺墨集」（祖父の遺墨集）　Ａ５版　220頁　平成元年8月

母方の祖父は「書」が好きで、自分の気に入った漢詩、和歌、俳句、自作の歌その他さまざまのものを色紙などに書いたおられた。母の米寿記念誌に二つほど掲載したが、その後調べてみると私の手元にもかなりの分量のものが残っていたので、これをコピーするとともに、私の出来る範囲で読み方、解釈をつけて一冊にまとめ、祖父を知る親戚の方に差し上げた。

「親和会回顧」（栃木兄弟会写真集）　Ｂ５版　40頁　平成9年７月

家内の兄弟が７名いるが、毎年幹事交代で兄弟会を開いている。その行事を中心にご両親の写真や兄弟の結婚式、家の新築など約110枚を収録、写真集を作成贈呈した。

「桜井彦七遺墨集続」（祖父の遺墨集続編）　Ａ５版　92頁　平成11年4月

古い手紙を整理していたら、戦時中のものから、昭和38年、82歳で亡くなられるまでの18年間のものが45通も残っていた。その時々の消息のほかに詩や和歌、俳句などが沢山含まれているので、遺墨集の続編を作成し親戚の方に進呈した。

「あゆみ」（桜井強写真集）　　Ａ４版　70頁　　平成12年12月

桜井強さんは私の叔父さん。東京小出会や親戚の会合などを通して多くのことを教えていただきお世話になった方である。小出会で長年会誌の編集をやってこられた方なので、私の出る余地はないのであるが、目を悪くされてご自分でパソコン操作が困難になったので、私が編集のお手伝いをさせていただいたものである。

「民舞のあゆみ」桜井強夫人の踊り　　A4判　　26頁　　平成14年10月

叔父桜井強さんの奥様が参加している相模原の若葉互友会民舞サークルの10年間の写真集である。

「八十余年のあゆみ」（片桐ミチ）　　A５判　　100頁　　平成18年７月

従姉（いとこ）の片桐ミチさんの自分史。目が不自由になり、苦心して作った原稿を私のパソコンで浄書、東洋プリントの那須さんに製本していただいたもの。